ミネアザミ(キク科)[峰薊] |
海岸の林縁から日当たりのよい高山帯の草地に生える多年草で、茎は直立し、高さ0.7-2mになる。 花期には根生葉はない。下部の茎葉は長さ10-20cmの披針形~楕円形で鋸歯縁または羽状に浅~中裂し、基部は茎を抱く。 茎頂に上向き~斜め上向きに数個の頭花をつける。総苞は鐘形。総苞片は6-7列あり針状、やや革質で斜上し反曲せず、外片は長さ 0.8-1cmで内片よりも明らかに短い。内片に白色の腺体があるが粘らない。 痩果は長さ4mmほどで冠毛は長さ1.2-1.4cm。 湿地に生えるタチアザミとの区別は難しいが、タチアザミは葉の幅が狭く頭花は少し大きい。また外片は長さ1.6-1.8cmで内片より僅かに短い。 花期:8-9月 分布:北(西南部)・本(北部) 撮影:2006.8.5 青森市 |
タチアザミに戻る |
検索サイトからこのページへ直接お越しの場合は、 トップページへお回りいただきフレームを表示させてください。 |