シロバナオトメエンゴサク

シロバナオトメエンゴサク(ケシ科)[白花乙女延胡索]

オトメエンゴサクの花冠が白色のものをいう。YListでは特に区別しておらず、記載なし。
めったにないというものではなく、青森市付近では青紫色のものと半々、やや混在して生えている。
湿り気のある林内、林縁に生える多年草で、地下の塊茎から茎を出し、高さ10-25cmになる。
葉は互生し、1-2回3出複葉。小葉の形は長楕円形、広線形など多様な変化がある。
茎頂の総状花序に白色の花を多数つける。花冠は筒状で、先は舌形、基部は距となる。
花期:4-5月
分布:本(中部地方以北)
撮影:2013.4.21 青森市
シロバナオトメエンゴサク-2
湿った林内に生える。 2003.4.12 青森県平内町

シロバナオオトメエンゴサク-3
花冠の縁に細かい鋸歯がある。 2013.4.21 青森市

シロバナオトメエンゴサク-4
赤いカタクリ、白と青のオトメエンゴサクが混生する。 2003.4.12 青森県平内町

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